TR-4は、小さなアメリカンタイプのトレーラです。ヨーロッパタイプと比べると

• FFファンヒータが強力。これは、前にも書きましたがアメリカンなFFは冬のSAで寝る時（到着して）に違いがはっきりわかります。トレーラーには、走行中乗ることができないのでSAに到着した時はかなり冷えています。子供たちを寝かす為に早くトレーラに入れてあげたいのですが中が早く暖まるのとじわじわ暖まるのでは便利さが違います。　　　　
• 給水＆ボイラーの容量が違います。TR-4ほど水が入るのはエクセルBとポルト７ぐらいでしょうか。７０L+ボイラー２０Lでうまくやれば３人ほどのシャワーが可能になります。全員で浴びる時は外に２０Lポリを用意して途中で給水しながら浴びます。ですので、２０〜３０Lほどの給水タンクでは洗い物しかできません。シャワーは使わないじゃなくて使えないと言うことになります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• シャワーを使うといいことがあります。それは、シャワールームがトイレと兼用になっているのでシャワーを使うとトイレがピカピカになることです。イスなどは、通常トイレルームに入れてありますのでほこりや土が入ってしまいます。でもシャワーを使えばピカピカです。　　　　　　　
• 換気扇が付いている。アメリカンは必ずコンロの上に換気扇が付いています。カレーを暖めてもにおいは全部吐き出してくれます。　　　　　　　
• TRシリーズは下駄箱がついています。現在売っているトレーラーで下駄箱のあるトレーラーってないかも。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• TRシリーズは、プロパン８ｋｇボンベ１本です。ヨーロッパ製は５ｋｇ×２本が一般的です。５ｋボンベの方は、１本なくなったら予備がある安心感があります。しかし、プロパンのボンベの最後の方は気化しにくくなるそうです。ですので５ｋボンベの最後の方は気化しにくくなるということです。８ｋ１本のほうが実質つかいやすかもです。　　　　　　　　　　　
• 引き出しタイプの入れ物は、アメリカンだけ。ヨーロッパタイプは、物入れは、引き出しタイプでないので100円ショップのプラスチックの入れ物をいれないと整理がつきません。（スプーンやフォークを入れるのが困りました。）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• ポンプが高圧式。水圧が違うのでシャワーの出が違ってきます。　　　　
• Ｌ型キッチンがほんとに使いやすい。（かみさん談）　　　　　　　　　　　　
• ソファーのカバーがはずせるので子供がいる方には衛生的　　　　　　　
• じゅーたんが取り外せるのでアレルギーな家族には（我が家）最適。

欠点

• ガラス１重窓の為結露してしまう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これを解決する為、ベントカバーをつけ少し開けてＦＦをつけながら寝ると結露の悩みから７０％解決されます。ＴＲ−５をお持ちのアルさんは、ホームセンターで結露防止のシートを買い貼っているようです。これもかなり効いているようです。おすすめ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• 砂利の駐車場では手で動かない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヨーロッパ製は、ヒッチ荷重が軽い為手で動かすことが可能です。ＴＲくんでも下がアスファルトなら十分動きます。でも傾斜があるところでは大人の男２人でもやばい時があります。　　　　　　　　　　　　　　　　

ＴＲ−４と５の違い

大きさは同じですが、床＆壁の厚さが違います。５の方が厚くできています。また、リヤの屋根の形状が違います。４は、丸みを帯びていますが５は、スクエアーなものです。

ＴＲ−４，５ともヨーロッパタイプのものと比べるとトレーラ自体の重さは同じですが、ヒッチ荷重は重くなります。
安全に牽いていただくには、ヘッド（牽引する車）は、クロカンタイプのフレームがしっかりした車の方が良いと思います。乗用タイプでも
牽引は可能ですが、ヨーロッパタイプのヒッチ荷重の軽いものをおすすめします。

ＴＲ−４のオーナーのＨＰがあります。中の写真や装備など詳しく説明されています。中古のＴＲ−４をお買いになる前にご覧ください。

ＴＲ−５のオーナーのＨＰもあります。トレーラーのスネーキング（走行中の横揺れ）について詳しく説明されています。初めて牽引される方は是非ご覧ください。

ＴＲの販売店であるインディアナに相談されてはいかがでしょう？
部品の供給やノウハウはやはり１番ですよ。
また、ポルトシリーズの販売店です。
厚木ＩＣから車で１０分ほどです。室内展示場ですので雨の週末にでも家族で出かけてみるといいですよ。